【創価学会の枕経と友人葬】
枕経には、母と親しかった学会の方が皆で10名ほどこられました。
特に、年齢が近かった人たちは、親交が厚かったためか、
「あんなに元気だったのに、信じられない」と・・・
ほんとに残念がっていました。
創価学会の地区担当の偉い人が導師となって、20分ほどの枕経をあげられました。
そのあとに、葬儀はどうするのか聞かれましたので、
「母が生前に言っていたとおり、友人葬でお願いします」とお願いしました。
近親者だけの葬儀である事を告げて、学会から参列されるおよその人数を聞き、
お通夜の時間と、告別式の時間をお知らせしました。
その時に、「葬儀の司会はいませんのでご了承ください」
と、伝えておきました。
枕経が終わって、遺体を、お通夜の会場に運ぶ車が到着しました。
丁寧に母の遺体を車へ移動し、その後に、自宅の【ご本尊様】も持って行かなくてはなりません。
学会の方の一人が、口に【しきみ】を咥えて、白手袋をし、自宅の仏壇から丁寧に【ご本尊様】をはずし
巻物のように巻いて、白紙にくるんでお通夜・葬儀の会場へ持って行かれました。
【創価学会のお通夜の準備】
母の遺体と一緒に、斎場に到着しました。
斎場といっても、家族葬で執り行う葬儀ですので
20人ほどで一杯になる広さです。
この葬儀屋さんでは、少人数から大人数の葬儀までとりおこなえて
他の葬儀屋さんに比べて、担当者の説明も納得いくもので、親切で値段も良心的だと思いました。
大きい斎場の使用には、別途で1日当たり1万円~の使用料がかかるとのことでしたが
私の場合は、プランの中に込みということで、使用料は無料でした。
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一旦、祭壇の前に担架に乗せたままで遺体を安置しました。
しばらくして、納棺の儀式が始まりました。
納棺の儀式と言っても、簡単に言えば
身支度を終えたご遺体を、遺族・親戚が支えながら仰向けにして棺の中に納めるだけです。
死亡時の処置で、すでに病院で白いさらしの経帷子(死装束)に着替えていますので、
納棺するだけでした。
この時に、母の顔がまっすぐ上を向くように、片方の肩の下に枕を厚めに敷くなどしていただきました。
※納棺のやり方は、葬儀社によって、また地域によって若干異なりますのでご了承ください
18時からのお通夜でしたので、このまま親戚等が集まるのを待ってました。
【創価学会のお通夜】
職場より献花と電報が届きました。
そのほかに、遠方で、かつ高齢の為に参列できない母や亡き父の姉妹(兄弟)等より
電報や、お花が届けられました。
親戚も集まり、お通夜予定の30分前には
学会の方、2名が来られました。
1名が儀典長で「導師様」もう一人の方が、「副導師様」を務められるとの事でした。
司会進行は、副導師の方が行ってくれるとのことでした。
予定時間が近づくと、学会の方たちが8人ほで見えました。
一応、受付で記名をしていただいて
ご香典はいただきませんでしたが、参列のお礼として
会葬のお礼(300円程度のもの)は用意して、配りました。
友人葬に来られる学会の方は香典を持参されませんので
会葬のお礼もいらないと言われましたが
せっかく母の為に遠方より来ていただいたので
お持ち帰りいただきました。
狭い斎場でしたので、20人ほどで一杯になりました。
副導師様の挨拶にて、お通夜が始まり
20分ほどの「勤行」をあげていただいて
最後に、喪主の会葬のお礼の挨拶をおこない
30分ほどで無事に、お通夜を終了しました。
学会の方たちも、すぐに帰っていかれました。
最後に、導師様・副導師様を務められた方にお礼を言って
明日の告別式の打ち合わせを、簡単におこないました。
もちろん、特にお礼などは一切必要ありませんでした。
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