カイコ冬虫夏草は認知症に効果がある!?
認知症治療の現状では、根本的な治療法はなく、薬にて認知症の進行を遅くすることが、現在の治療法です。
「認知症」は、今から10年後の2025年には、65歳の5人に1人が患うと予測されています。
TBSテレビで、認知症に奇跡的な効果をもたらす可能性のありそうな薬についてのドキュメントがあっていました。
仕掛け人は、岩手大学の鈴木幸一特任教授。
農学博士の鈴木の専門は、『応用昆虫学』ということです。
昆虫の「カイコ」に、脳の機能改善につながるカギがあるというのだが・・。
その薬の原料になるものとは
「カイコ冬虫夏草」というものだそうです。
カイコ冬虫夏草とは
冬虫夏草は茸(たけ)です。要するに「きのこ」です。
虫(幼虫やさなぎ)などにくっついて、そこから「きのこ」が生えたものです。
虫によって寄生する菌種が異なりますが、カイコに寄生して発育したきのこが
「カイコ冬虫夏草」です。
天然の冬虫夏草は、昆虫が生きている間に菌が感染します。
この感染プロセスに着目し、生きた蚕の蛹(さなぎ)に菌を感染させて冬虫夏草を培養する方法で生産されています。
マウスを使った実験では、
「カイコ冬虫夏草」を与えたマウスに脳の神経細胞の改善が見られました。
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番組では、実際に大学病院に協力してもらい
2名の患者さんに、「カイコ冬虫夏草」の投与を行いました。
1名は、途中で体調不良にて、治験の継続はできなかったものの
もう1名の92歳の男性の例では、明らかに改善が見られていました。
具体的に言うと、病院でお金を払う時に、小銭の支払いが出来なかったのが
ちゃんと、支払えるように改善が見られていました、
認知症患者で減ると言われるアセチルコリンの量を測定した結果は、特に改善は見られなかったので
科学的な裏付けがとなくて、残念な結果になっていました。
以下の、TBSーTV のリンクにてご確認下さい
今後の、鈴木幸一特任教授に期待せずにはいられません。
ぜひ、人類の明るい未来のために新薬を開発していただきたいと思います。
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